2008年10月20日月曜日

記憶術というより無意識化アプローチというべきか

記憶術なるものを勉強したことがあります.

それを使うためには整理し,そして記憶するための種を用意する必要があります.
通常この種を用意するということがとても大変なので,私はこの記憶術を弁理士資格勉強に使っていません.

別の方法があるので,それを利用しようと思っています.
それは苫米地博士が自身の書籍で書いていた方法で,それは予想をするという方法です.

とにかく予想をして,間違える.間違うと覚えるというものです.
脳は間違えると覚える,逆を言えば間違えなければ覚えないということです.

要するに「痛い想いをしないと分からない」ということ.
痛い想いに絶えるだけの覚悟があれば,記憶することはカンタンなようです.

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さて,それをどうやってルーチンワーク化するか?ということについて考えてみました.

まず,論文では,自分の意識の中に無い言葉に関しては覚えなければなりません.
そのやり方は以下のとおり.

1. 10文字以下の言葉を選ぶ
 (この時点で,長い文章を覚える必要がある場合は,
 それを構造的に読み解いて10文字以下に落とし込む)
2. 頭の中に入れる
 (私個人的には,残像を目の裏に焼き付けさせておくのが得意です)
3. (回数を決めて)口に出して言葉を言う.
 (私の場合は10回.自分の言葉を言いながら聞く意識をしっかり持つと良い)
4. 2-3の行為を3回繰り返す.
 1回目.その言葉を自分の意識に入れるために行う.
 2回目.その言葉の前後の言葉をイメージしつつ,その言葉を意識に入れる.
 3回目.その言葉が現れる全体イメージを作りつつ,その言葉にフォーカスしているイメージで意識に入れる.

目標はあくまでも無意識化にあることを意識しておく.
心構えとして,
『1回では覚えられないが100回やれば覚える.100回より前に覚えられればラッキー』
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無意識化していった言葉を,今度は論文に書くことになるのですが,
その練習として,自分は以下の心構えで向かおうと思っています.

1. 解答を書く前に,自分の中でちゃんと事前準備をしておかねばならない
 (サッカーは,ピッチに立つ前にできる準備が大切なのと同義)

2. そして,事前準備においては,解答を練習すると筆が進まない.
 ⇒そこで,『解答の予想を書く』ということにする.予想だから合わなくてもショックを受けない.
3. 大切なのは以下の2点.
 1. 予想から解答までの距離をしっかり認識すること.
  ⇒予想から解答まで導くルートができれば解答が書ける
 2. 予想が無ければ完全な「無」.
  ⇒なんでも良いから予想を書き,そしてそれを足場にして解答に向かっていく

『小さく生んで大きく育てる』気持ちでがんばる.
たとえば,毎回復習するごとに1点ずつ点数があがるのであれば,
「最初は10点でも,50回目には60点が取れる」
と考える.
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ということ心構えでやろうと決めました.

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